シェーダー本3の執筆中に気づいたこと。2018.3から、エリアライトに円形(Disc)が追加されました。これまでは矩形(RectAngle)しかなかったので、表現の幅が広がったと言えましょう。
https://unity3d.com/jp/unity/whats-new/unity-2018.3.0
これにともない、LightType列挙体にDiscが追加されています。
https://docs.unity3d.com/ScriptReference/LightType.html
これ、2018.2までは4番目の要素はAreaでした。今回のアップデートに伴いRectAngleに変更したようです。
https://docs.unity3d.com/2018.2/Documentation/ScriptReference/LightType.html
……って、え? コード互換性がなくなってない? 大丈夫? まあ、簡単に修正できますが、破壊的変更であることがreleasenoteには載ってないので、上手い手法が用意されているのかも。ちなみに日本語のドキュメントは2018.2なのでまだAreaのままです。
追記(2019/1/27)
この記事を書いた時点では実機で確認してなかったのですが(すみません)、確認した所"RectAngle"/"Disc"の選択は"Area(Baked Only)"のサブカテゴリになっていました。
また、LightType列挙体の実装を確認した所、AreaとRectAngleには同じ値が設定されていました。ただし、SRPではLightType.Areaは削除予定とのこと。
https://github.com/Unity-Technologies/UnityCsReference/blob/master/Runtime/Export/GraphicsEnums.csgithub.com
public enum LightType { Spot = 0, Directional = 1, Point = 2, //[System.Obsolete("Enum member LightType.Area has been deprecated. Use LightType.Rectangle instead (UnityUpgradable) -> Rectangle", true)] // For now, we will have both Area and Rectangle in the source, but this will be removed once the SRP package is in. Area = 3, Rectangle = 3, Disc = 4 }
[asin:4862464130:detail]